ヒンデミット 4つの気質オーラー ＆ F・スラトキン 7インチLP

ヒンデミット
・4つの気質~主題と4つの変奏

ヴィクター・オーラー(Victor Aller , p)
フェリックス・スラトキン /
コンサート・アーツ弦楽オーケストラ

録音年記載なし　1954年頃

7-inchi LP1枚　Capitol Classics L-8228
発売年記載なし　1954年頃? 米盤

ヒンデミットのピアノ協奏曲としては、室内音楽2番(1924)、ピアノ・金管・2台ハープのための協奏音楽(1930)に次ぐ3作目。ちなみに、クリーヴランドで初演されたピアノ協奏曲(1945)が4作目です。

マシーンのためのバレエ音楽として構想され、のち、バランシンの委嘱で1940-41年に完成。演奏会形式の初演は、43年にヴィンタートゥールでシェルヘンが指揮。アメリカ初演は44年にボストンでリチャード・バーギンが指揮。バレエのステージとしては、戦後の46年にNYで初演。

オーラー盤は、この曲の早い時期のセッション録音のひとつ。未CD化では？と思います。

ちなみに、50年発売の、ボストンでの初演奏者のルーカス・フォスによる米DECCA盤、56年発売の、ハンス・オッテ＆BPOによるDG盤なども、同じ頃のセッション録音です。

独奏のヴィクター・オーラー(1915-77)は、NY生まれ。40年代には映画音楽界で活躍。ワーナーの映画オケの監督などを務めました。

1950年代にはキャピトルに、ショスタコーヴィチの協奏曲など複数のアルバ厶を録音。これはその1枚です。フェリックスと、彼が設立したコンサート・アーツ管とは、動物の謝肉祭なども録音しています。

ヴィクターの2歳下の妹エレノアは、チェリスト。ヴァイオリン奏者としても知られる、指揮のフェリックスのパートナー。フェリックスととエレノアが、レナードの両親です。2人は、ハリウッドSQのメンバーでもありました。

ヴィクターは、ハリウッドSQとも、ブラームス、シューマンやショスタコーヴィチをキャピトルに録音しています。

ジャケットに細かい汚れ、キズあり。ジャケット裏左上に数字の書き込みあり(写真3・4)。当方の機器では再生に問題なし。素人保管。

プチプチシートで包装し、LP送付用専用ボックスでお送りします。

よろしくお願いします。

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